シンノウの業務内容を教えてください。
奈義町でフランス産の鶏、『プレノワール』を生産しています。
このプレノワールという品種はまず味が良い。そして大きく育つので肉がたくさん取れて価格が良い。もう私は自信を持って育てている鶏です。
私はもともと肉用牛を育てとったんですよ。味も価格もナンバーワンのものを育てる自信はありましたし、実際に美味くて値のつく牛を育てていました。
でもこのプレノワールに出会ってね、これは旨いと。是非この品種を育ててナンバーワンになりたいと、そう思いましてプレノワールを始めました。
その姫田さんがどうして『美作大学技術交流プラザ』に参加を?
それはですね。これからは地域なんですよ。一人の生産者が成功するだけではダメ。地域全体がみんなで喜びを分かち合うような社会にならないといけない。私はそう思うんですよ。
いま国の言いなりになっている生産農家を見てごらんなさい。全然仕事として立ちゆかない。もうどんどん潰れてますよ。その上価格は自分で決めることも出来ない、国や流通の言いなりです。これじゃ自分の仕事を誇ることも出来ないンちゃいますか?
これからは、役に立たない国の言うこと聞いとったら絶対イカンですよ。
美味い物は美味い、良いものは良い、そんなものは高く売れる。そのことを生産者ひとりひとりがもっと真剣に考えんと、そしてそのために地域が助け合わんとイケンです。そして自分たちが思った価格をつけて売るようにならんとイケンです。
まだ私は何も開発商品が無いですけどね、そんな地域で助け合いながらね、研鑽し合いながら頑張っているグループがあるんなら、それはもう是非協力したいと思いましてね、それで『美作大学技術交流プラザ』に参加しました。
― なるほど。
今まではね、生産者があって、流通があって、そして消費者があったと思うんです。でもこれからはね、生産者があって地域がある、そして地域で知恵を出し合って消費者に直接届ける。そんな流れになっていくと思ってます。地産地消もそんな流れのひとつと違いますか?柔軟な発想を出し合いながら地域が頑張らんとイカンですよ。
また私考えとるのがですね、良い物を作った以上は知ってもらう努力をしないといけません。それにはどんどん情報公開して消費者に知ってもらう努力をする。
そのためには『美作大学技術交流プラザ』みたいな農業生産者や加工業者のグループに入って自分をアピールしないと。そして産学官民一体となって地域を知ってもらう努力をせんと。
人間は一人では生きていけません。自然と共存しないと生きていけないんです。
農業生産者も同じじゃないんでしょうか。みんなで助け合って、共存しないと生きていけないでしょう。
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