― なるほど。
それから最新の美作大学技術開発プラザの開発商品で『レア・チーズ豆腐』のことも言わせてください(笑)。
― どうぞどうぞ(笑)
この商品はかなり苦労しました。
『滝のしずく』は豆腐屋が豆腐の開発をするわけですから楽でした。
これはもう美作大学技術プラザの力を存分に借りて開発しました。
最初は軽い気持ちで「豆腐は3倍も4倍も値がつけれない」と。その点ケーキだと高付加価値で売ることができる。普通のケーキだと無理だけどチーズケーキみたいなものに豆腐を絡めるのはできないかと考えて始めたのが『レア・チーズ豆腐』のきっかけです。
また、若い女性など今までのターゲットにない年齢層に受け入れられやすい商材としてもチーズケーキは良いと思いましたね。
豆乳とクリームチーズでプリン感覚のお菓子を作ろうと開発に取り掛かったんですが、なにぶんお菓子は畑違い。いろいろ苦労しました。
普通の市販されているクリームチーズを使えば安定していて素材に使いやすい。熱を加えてもまろやかなままなんです。でもチーズ自体は2割ほどしか入っていない。
それに対して蒜山のジャージー乳を使ったクリームチーズはチーズ100パーセント。美味しいです。でも安定していないので長時間熱を加えたらザラザラした舌触りになって美味しくない。でも寒天で固めるには80度以上に加熱しないと寒天が溶けない。ですから短時間で溶かして配合しないといけないんですが、そこが難しかったですね。
苦労しました(笑)。
でもその苦労を乗り越えて、地元の美味しい素材を使って美味しい商品を作らないと意味がないでしょう。
そこで美作大学技術交流プラザの皆さんの力を借り試行錯誤を繰り返す苦闘の連続でしたが、おかげさまで妥協しない皆さんの意見を聞いて開発した『レア・チーズ豆腐』は大好評で、現在商品として店頭に並んでいます。
これからの夢は?
地域の素材と大豆タンパクを組み合わせて新商品をどんどん開発していきたいですね。
そして何より、現在ではまだ地域で開発した地産地消の商品は、事業としては枝にしかなり得ない。これをもっと工夫して事業の大きな幹にしていきたいですね。
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